こんにちは!shinです!
僕の記事を読んで頂ける方は初心者の方しかいないと思うので、とりあえずこれをやっておけば大きな間違いはないという戦略を3つご紹介したいと思います。
細かいことを言い始めるとキリが無いので、おおまかな戦略として捉えて頂ければと思います。
戦略①タイトになれ
タイトとはゲームに参加する回数が少なめで、FOLDが早めのプレイスタイルとなります。
要は堅いプレイヤーという感じですね。
その逆がルースと言うのですが、タイトなプレイスタイルの何が良いのかをお話していきます。
・参加ハンドを絞ることで強いハンドで参加出来る
YouTuberの世界のヨコサワさんやポーカーの本によく書かれているのは、5回に1回程度の参加率で良いということでした。
KKpokerで言うとVPIPというデータ項目が参加率(厳密に言うと少し違いますが割愛)になるので、それで20%ぐらい=5回に1回という形になります。
強いハンドで参加することで、必然的に参加した時の勝率が上がるので負けにくくなるということですね。
初心者はベース勝率を上げる為にまずはタイトになれと言われます。
自分が参加するハンドの範囲をハンドレンジと言います。
ただ、絞ると言ってもどれが強いか分からないという方の為に、世界のヨコサワさんがYouTubeで公開されていたハンドレンジを僕がスプレッドシートに写したものを載せておきます。

自分の手札の2枚の組み合わせで、小文字のoとsがありますがこれはo=オフスーツ=マークが揃っていないパターンを意味しています。
逆にsはマークが揃っているパターンになります。Tは10(Ten)の頭文字になります。
ポーカーはポジションがめちゃくちゃ大事なのですが、自分より後ろに何人いるかで参加するハンドを色別に分けてあります。
さすがトッププロ!非常に分かりやすいし、考えられているなぁと思います。
悪いポジションほど勝率の高いハンドで参加するということですね。
また、自分より前にレイズで参加している人がいた場合、その人のポジションより1個上のランクのハンドならコール、2個上のハンドならリレイズをするのが基本となります。
また、BB(ビッグブラインド)の時はFOLDしただけでチップが減ってしまうので、少しハンドレンジを広めに取っていいので、どのポジションからレイズされててもBBなら水色以上のランクのハンドを持っていたらコールをして良いことになります。
アンティとはトーナメントなどでよくある1ゲームごとに取られる強制参加費のようなもので、参加率を上げる為にあるものになります。
その為、アンティがある時はFOLDしすぎると、どんどんチップが減っていくのでハンドレンジを広げる必要があるので1ランク下の条件で参加します。
そして、プレミアムハンドと呼ばれるAA,KK,AKの組み合わせはどのポジションでもリレイズをするという形になります。
基本的にはこれに従いながらプレーしていくのが良いんじゃないかなと思います。
ちなみに僕のVPIPは…
27%。
おっと?(笑)
7%も余分に参加していますね。
ただ、僕自身も画像のハンドレンジを参考にしているのですが、おそらく参加率20%という目安は8人テーブルなのかなと思います。
KKpokerのリングゲームは6人テーブルが基本なので緑色以上なら参加になりますが、各色の全体に占める割合を計算してみたところ、27%は大きくずれてはいないと思うんですよね。

細かい数字の内容については後述しますが、6人テーブルだと後ろの人数が5~1人になるので緑色~ピンク色までのハンドだと仮定すると…
(212+394+442+510)÷4=364.5
となるので、平均で364.5パターンの時に参加したとすると
364.5÷1326=27.49%
このような数字になります。
もっと細かい部分も計算に入れないといけないかもしれませんが、概ねはこのぐらいなのかなと思います。
で、急に訳の分からない数字を出しましたが、これはコンボ数(組み合わせ数)を数えた数字になります。
最初はさらっと読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
AAのようなペアになる組合せ…6通り
AKsのようなマークが同じになる組合せ…4通り
AKoのようなマークが違う組み合わせ…12通り
このようになるので先ほどの画像では13×13の169パターンだったのですが、実際の組み合わせ数で数えると下の画像のようになり、1326通りが全ての組み合わせになります。
それを数えたのが上の画像だった訳ですね。

ということで、僕の場合はおそらくこのヨコサワさんのハンドレンジに概ね沿ってプレー出来ているのではないかと思います。
あくまで僕の解釈ですので、20%程度の参加率を目指すのであればさらに絞っても良いとは思います。
僕もそうかもしれませんが、初心者やギャンブルとしてスリルを求める人は基本的に参加しすぎの傾向があるそうです。
また、アグレッシブにBETしてきたりするので、自分自身が強い手を持っていれば単純にコールしているだけで勝手に相手が負けていってくれます。
そういう意味でもハンドを絞るというのは有効となります。
また、KKpokerで言うとVPIPだけは無料会員でも見れるので、相手のVPIPが30%を超えるようならルースなプレイヤーであると判断しても良いと思います。
ただ、ルース=下手では無いのでご注意ください。(ただ、低レートでは下手な人のが多いと思う)
レートによって変わってくるのですが、低レートではタイトな人が多めに対して高レートではVPIP28~32%ぐらいの人が多かったりします。
これは次に書くタイトなプレーのデメリットが関わってきます。
・タイトのデメリットはハンドを読まれやすくなること
極端にタイトだと強い手でしかプレーしなくなります。
もちろんそれが目的なので良いのですが、ハンドレンジが狭い=ハンドを読まれる確率が上がることに直結します。
超極端に言えば、最強の手札のAAしかプレーしない人を相手にするならめちゃくちゃ簡単ですよね。
ツーペアとかストレートやフラッシュが出来た時は勝負して、残りは全部降りたらあとはそもそも相手が参加しなさ過ぎて、BBやSBで削られて減らしていくだけです。
こんな風にハンドを読まれれば、場のカード次第で相手は立ち回りを変えればこちらがどんなに強い手だけで参加しても勝てません。
だから、極端なタイトな戦略は見抜かれれば一気に勝てなくなってしまうスタイルになります。
ただ、そもそも低レートではそこまでハンドリーディング(相手の手札を読む)能力が高い人は少ないので、基本はタイトに立ち回って良いということになるそうです。
また、このヨコサワさんのハンドレンジはそういうのもある程度想定してある物だと思います。
なので、ガチガチに堅いという訳では無いものの相手がレイズしてきていた時はしっかりとそれよりも強い可能性のある手でコールするという原則になっています。
改めて分かりやすいし、凄いなーと思います。
ただ、この基本は少し勉強すれば理解出来る話なので、そもそも同じぐらいかもう少しタイトなVPIPの人もたくさんいるので、この戦略の効果が少ない場合もあります。
それとたまにVPIPが50~60%ぐらいの人もいますが、こういう人が相手の場合はハンドレンジが全く読めないので、ルースと言うよりはもう別の戦略として捉えた方が良いのでご注意ください。
ハンドリーディングに自信がある人が取る戦略でもあるそうなので、翻弄されないようにより強い手で危険を感じたらすぐにFOLDすることをおすすめします。
戦略②参加する時は必ず一定額でレイズ
こちらはヨコサワさんも言っていましたし、僕が読んでいる本2冊でも言っていたので、もう従っておけば間違いないと思います。
これは誰かがレイズしてきている場面ではなく、まだ誰も参加していない時に自分に順番が回ってきた時の話になります。
先ほどのハンドレンジの色に合わせて参加をするのですが、その際は必ずレイズ。
そして、BET額も変えない。
強い手で参加しているので、最初にレイズをすることで弱い手がコールしてくれた時により利益を取れるというのはすぐ理解出来ると思います。
ここで大事なのはBET額を変えないことです。
え、だってプレミアムハンドってさっき言ってたAA,KK,AKだったら相当強いんでしょ?
それだったらもっと多いBET額のがより利益を取れそうで良くないですか?
ちょっとそう思いませんか?
実際、BET額を上げたくなる時もあるのですがこれはやらなくて良いです。
BET額を最初から上げるのは強いからだと思いますが、それは周りが見てても一目瞭然で分かってしまうからです。
また極端な話をするといつもは6ドル、プレミアムハンドのみ12ドルでレイズして参加するとします。
仮に相手が絶対にコールで参加してくれるのであれば、これは凄く利益的なプレーになります。
プレミアムハンドは当然勝率は高いので、その時に多くBETしているのでその分利益に繋がります。
しかし、実際は毎回そんなことをしていると…
あ、こいつプレミアムハンドの時だけBET上げてるな。
と気付かれてしまい、そうするとBET額を上げた時は相手はAAの時しか勝負してくれなくなり、そうなると逆にKK,AKは対AAの場合は極端に勝率が下がり負けまくります。
さらに多くBETした分、より多く負けることになりますし、それ以外は勝負をしてくれないのでBET額が多い意味が無くなるというより、マイナスにしか働きません。
また、ただでさえタイトに参加していてハンドレンジが狭くなっているのに、BET額を分けることにより6ドルの時も余計に手札が読まれやすくなります。
逆に強い時に少ないBET額にして、相手に不意打ちを食らわせるという作戦もあるかもしれませんが、絶対勝てる訳ではないうえに1回目のレイズでFOLDされてしまったら、単純に利益は減るだけでそれを繰り返すとエクイティ(期待利益)は下がります。
読まれないようにする+その中で利益の最大化を狙うという理由で一定額でレイズという訳ですね。
戦略③相手の強気BETにはFOLD
世界のヨコサワさんも僕が読んだ本にも、低レートやアマチュアの人はブラフをしなさ過ぎるという特徴があると言っています。
実際、僕も適切なブラフというのをまだ理解出来ていません。
ブラフするのは何も考えずに強気でBETするだけでは、それはただの無謀なBETです。
適当にブラフをして大損したという経験は誰もが通る道です。
でも、だからこそ怖いし難しいしでブラフが少なくなってしまいます。
特にポッドを超えるBETやオールインになると極端にブラフが減ります。
つまり強気でBETしてきた時は、高確率で相手は強い役を完成させている訳ですね。
その為、ブラフキャッチする(嘘を見破る)ことを狙って、弱い役で勝負をしに行くと見事にやられます。
だから、相手が強きBETをしてきたら自分がナッツ(現状で一番強い役)を持っていない限り、FOLDで良いと思います。
ただ、これってそこそこ強い役でもFOLDすることになるのですが、これで降りたくないなぁと思ってしまうんですよね。
でも、これ勝ってるんじゃないの?と勝負したオールインで何回負けたか(笑)
ちなみにそれを逆手に取ってやろうと、ブラフでオールインを狙ってやられたことも何回もあるので、ホント難しいのがポーカーなんですよねー。
あと、うっすい確率のカードが最後に落ちて負けるなんてことも多々あります。
それでも、まずはブレずに続けることが一番の近道だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
紹介した戦略は僕が調べた限りはおそらく初心者の王道の戦略なんじゃないかなと思います。l
①タイトになれ
②参加する時は必ず一定額でレイズ
③相手の強気BETにはFOLD
これに加えて、あとは自分の役が強いなと思った時はしっかりBETをしていって、獲得利益を増やすことが大切かなと思います。
この戦略で戦えば低レートなら、そこそこ戦えると思います。
僕自身もまだ基本はこれに従ってプレーするようにしています。
これからもっと勉強していこうと思っていますので、興味のある方は一緒にKKpokerでやりましょう!
少しずつ人数が増えてきていますが、ある程度まで増えたらDiscordで部屋を作りつつクラブ内でトーナメントも開いていきたいと思っています!
また、クラブメンバー限定のプレゼント企画なども考えています!
そういったことも記事にしていきたいと思います。
それではまたー!
KKpoker⇒https://kkpoker.club/121305

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