シグナルにおいてオールAを狙う必要性

BADsignal&過去販売シグナル

こんばんは!shinです!

バイナリーオプションのシグナルは様々なものがありますが、それぞれの特徴があると思います。
それを項目別で考えつつ、オールAを狙う必要性について書いていきたいと思います。

まず、シグナルの特徴を6つの項目に分けます。

①勝率
②回数
③最大ドローダウン
④信頼度
⑤フォワードとの乖離

⑥スプレッド耐性

そして、各項目を仮にS、A、B、C、D、Eで考えてみます。

S=文句無し!これはもうマイナスにはならないでしょ。
A=優秀。ちょっとぐらい何かがあってもマイナスにはならないよ。
B=合格点。実弾で戦うにはとりあえずここは超えて欲しい。
C=何かあればマイナスになる恐れあり。
D=損益分岐ギリギリ。
E=クソ。使えば使う程マイナス。



あくまで僕の主観的な考え方ですし、説明のために項目の評価も独断で決めているだけですので、参考程度にしてくださいね。

ただ、結論から先に言うとオールAを目指さなきゃいけないと思っているということです。
もちろんオールSが取れればいいのですが、そんなに甘い世界なら業者は潰れてますし、取れないように調節しますよね。

それでは、各項目の特徴を持った仮のシグナルを例に出してお話していきたいと思います。
※最大ドローダウン計算のためのBET金額は1000円とします。

勝率特化型シグナル(聖徳)パラメーター


まず、勝率特化型シグナル!
名前は聖徳!←勝と特からつけた(笑)
勝率は驚異の70%!
各項目の評価は以下のとおり。

①勝率:S=70%
②回数:E=10年で150回
③最大ドローダウン:S=6,000円
④信頼度:D=確度95%の場合、誤差±10%

※理論上勝率が63~77%の間に95%の確率で収まる。
⑤フォワードとの乖離:D=全ティックでのロジックで主に長い髭を狙っているため、乖離することは避けられない。
⑥スプレッド耐性:B=獲得Pipsは多い。しかし、約定拒否を考慮すると未知数な部分がある。

グラフで言うとこんな感じ。
まず、利益については勝率と回数にフォワードとの乖離とスプレッドを加味して予想します。
そう考えると利益は少ないですし、各項目の合計点数で表すと23点です。
総合評価C~Dといったとこですかね。

なんせ回数が少ないです。
その分勝率が高いので、利益を求めるなら高額でBETするしかありません。
しかし、その際に引っ掛かってくるのがフォワードとの乖離ですよね。

どこまで乖離するか分からないので、結局資金を溶かさないことを優先するならばそこまで高額BETが出来なくなります。
つまりメインロジックとしては使っていけるものではないということですね。

回数重視型シグナル(怪獣)パラメーター


では、次のシグナル。
回数重視型シグナル!!
名前は怪獣!!←由来は聖徳と同じ(笑)
それでも勝率は58%!
①勝率:B=58%
②回数:S=10年で150,000回
③最大ドローダウン:E=100,000円
④信頼度:S=確度95%の場合、誤差±0.43%

※理論上勝率が57.75~58.25%の間に95%の確率で収まる。
⑤フォワードとの乖離:A=確定足のロジックかつ回数が多い中、時間帯を指定しなくても勝率の偏りは少なかった。しかし、複数通貨同時エントリーが多いためその点では乖離が見込まれる。
⑥スプレッド耐性:D=判定時間が短めで、なおかつ獲得Pipsが少ないためスプレッドの影響は受けやすい。

怪獣はこんな感じ。
合計点は25点。
この点数はあくまで各項目を足しただけなので、さっきの聖徳に比べればはるかに使えるシグナルだと思います。
ちなみにこのシグナルの設定はだいたいshin式RSIダイバーシグナルの回数重視のデータに合わせてます。
そりゃあ、使えないなんて言えないですよね(笑)

勝率と回数で考えれば利益はえげつない金額にいきます。
しかし!それはあくまでバックテスト上の話。

判定時間が短めの場合、どうしてもスプレッドに弱くなってしまいます。
勝率58%の判定時間5分のロジックにスプレッド5を加味したら、平均で4~5%落ちます。
ロジック次第ではもっと落ちます。
一方、判定時間15分のロジックの場合は平均3~4%前後になることが多いです。

なんだ1%じゃん。
って思ってる方はここで理解してください。
そんな認識だから適当なツールをもらうだけもらうようなことばっかしているんでしょう。

こちらの記事にも書いてますが、勝率が1%変わるだけで利益はめちゃくちゃ変わりますし、特に回数が多いロジックや、損益分岐に近い勝率であるほど影響が大きいです。

仮に怪獣シグナルがスプレッドの影響を受けて勝率が55%だったとします。
そして、怪獣βシグナルが長期判定にアジャストさせたおかげで勝率が56%だったとします。

エントリー回数はどちらも同じの150,000回。
怪獣シグナル
82,500勝67,500敗:勝率55%
1000円エントリーの利益
1850円×82500勝ー150000回×1000円=+2,625,000円

怪獣αシグナル
84,000勝66,000敗:勝率56%
1000円エントリーの利益
1850円×84000勝ー150000回×1000円=+5,400,000円


ね!?
1000円の単利エントリーでここまで違うんですよ?!
1%の重みを理解して頂けましたでしょうか。



少し話が逸れてしまいましたが、結局のところ怪獣シグナルは総合評価B~Cといったところですね。

ロジックは悪くないものの、スプレッドでも勝率は下がるし、ドローダウンも大きすぎるので従うだけじゃ、まず資金を溶かします。
それとドローダウン金額が大きいため、ドローダウン中にシグナルを信用しきれなくなる人も多いです。
また、ギリ勝ちやギリ負け、MT4上では勝っているもののハイローでは負ける等も多いシグナルになるので、メンタルが崩れてしまう確率も上がります。

つまり、裁量で選びつつエントリーするためのシグナルということになります。
だいたい話を盛るタイプのYouTuberが無料配布するのがこういうのが多いですね。
デメリットやリスクの説明など当然しないです。


そしてこういうシグナルは一部分だけを切り取れば10連勝とかもありますので、レインボーの文字で勝率100%!!とか、〇〇万円稼いだ!!とか言って、知識の無い人を集める訳ですね。

このレベルのシグナルまでは割と簡単に作れます。

しょうもないなぁと思いつつも、それに引っ掛かって無駄なお金を取られる人が多いからこそやってるんでしょうし、単純に発信力の勝負になるので一度登録者数が増えれば芋づる式に増やせるので、上手いと言えば上手いなと思いますね。


とりあえず、騙されたくなけりゃリスクをちゃんと自分で考えて自分で調べることですね。
先ほどの勝率1%の違いもそうですけど、考えれば誰でも出来る計算ですよね。
で、計算してみれば違いの大きさに気付いたはずです。
人の記事や動画を参考にしつつも、信頼出来る情報として最後は自分で考えて調べるのが大事かなと。

それを繰り返していけば、自分の中の知識も溜まっていきます。

バランス型シグナル(薔薇死苦鳴)パラメーター


少し長くなりましたが、次のシグナルにいきます。
バランス型シグナル!!
名前は薔薇死苦鳴!!←世露死苦ー!

①勝率:A=60%
②回数:B=10年で50,000回
③最大ドローダウン:B=32,000円
④信頼度:S=確度95%の場合、誤差±0.72%

※理論上勝率が59.57~60.43%の間に95%の確率で収まる。
⑤フォワードとの乖離:A=確定足のロジックかつ回数もそれなりに多い中、時間帯を指定しなくても勝率の偏りは少なかった。複数同時エントリーはそこそこあるため、その点は懸念される。
⑥スプレッド耐性:B=判定時間が長めで、獲得Pipsもそこそこあるので、ある程度はスプレッドにも耐えられる

こんな感じですね。合計は28点。
ここまで来ればグラフを見ても良い感じに見えますよね。
ちなみにこちらはshin式RSIダイバーシグナルの勝率重視に近い感じですね。
総合評価Bといったところですかね。
ここがとりあえずの合格点かなと思っています。
どのシグナルでもそうですが、結局確定足と言えど約定拒否も起きますし、スプレッドが出るのは避けられません。
スプレッドが出ないところを狙えばいいという考え方もありますが、誰も狙わないところでしっかり勝率を出しつつ、もしスプレッドが出てもある程度耐えれるところを探すのって、それはそれで大変だと思います。
そもそも、高額BETをした時点でスプレッドが出るので、自分自身の1口座のみBETならいいですが、複数口座を持っていたら影響します。
あと、販売を行うなら利用人数が増えてスプレッドは必然的に出るので、最初からスプレッドを考慮する一択かなと思っています。

実際、shin式RSIダイバーシグナルの勝率重視の自動運用の結果を書いてきていますが、MT4と勝率は乖離しています。
ただ、元の勝率が高い+スプレッド耐性が多少あることで、1月末までの時点では勝率57%台でした。
2月が集計は取れてないのですが、おそらく負けているので56%台かなと。

えらそうに言ってそんなもんかよ!って思うかもしれません。
しかし、5000円BETで1000回のエントリーで勝率56.5%あれば…

9400円×565勝ー5000円×1000回=+311,000円

僕が運用を始めて7ヶ月ちょいでこのぐらいです。
当たり前ですが、1万円エントリーならその倍ですし、5万円エントリーなら10倍の利益です。

とにかく長期的に見て損益分岐勝率を超える大切さが分かるのでは無いでしょうか?


それでは、最後にこれから販売予定のBADsignalのパラメーターのグラフだけ載せておきますね。

BADsignalパラメーター

合計32点!
実はタイトルにしてあるのにオールAには届かず!!(笑)

でも、6項目の中で唯一Bでも許されるのがエントリー回数だと思います。
まぁ、なんせAとかBもただの僕の感覚なんで、人から見ればCかもしれませんしSかもしれません。
あとは厳密に言うとどこのヒストリカルデータを使っているかとか、通貨ごとに違うロジックなのかで、信頼度も変わってくると思いますし、複数通貨同時エントリーもどう考えるかとかも関係してきます。

なので、今日の数値はあくまで参考程度にしてください!

では、BADシグナルのバックテストデータ公開をお楽しみに~!!
それでは!

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